4月の東京クラブ |
ITC東京クラブ4月例会は、4月19日(火)会員29名(遅刻1名、内賜暇会員1名)が出席し、NHK青山荘で開催。欠席者は6名。ゲストに加藤泰子様、石井登美子様、中山道子様、落合邦子様の4名をお迎えしました。 午前中のビジネスでは、@クラブ次期役員選挙 Aリージョン次期役員選挙・指名委員選挙が行われた。 昼食に続き、午後は音楽家ヨーヨー・マの言葉からのインスピレーションに始まり、「春の祭典 音楽…温故知新」をテーマとするプログラムが行われた。 第1部は、「ミの呪縛を解く」というミステリアスなタイトルで、渡辺さんにより、ベートーベンの「エリーゼにために」についての深い考察が提示された。ベートーベンはこの曲において、「ミ」にこだわり続けて、最後にその呪縛から解かれ「レ」で終えたことを、楽譜を参照しながら説明された。その後、2パターンの「エリーゼのために」の演奏を聴き、作曲者が望む演奏というものがあることが語られた。 第2部は、「DTMによる音楽作り」・「DTMによる創作曲の紹介」と題して、田村さん、橋爪さんにより、「DTM(Desk Top Music)」による音楽作りの方法の説明と、実際に橋爪さんがDTMにより創作した作品「風の饗宴」「お千代の恋」が演奏された。会員もイマジネーションをふくらませて楽しむことができた。 古典についても、色々な角度から考察し、演奏についても色々な試みができること、現在、コンピューターによる新しい音楽の世界が開けていることを学ぶことができ、「温故知新」をテーマとする啓蒙的なプログラムとなった。 総評の中で、準備が十分にされていたために、音楽がスムースに、気持ちよく聞けたことが指摘された。 プログラムリーダー記 |