11月例会は、金原亭馬の助師匠においでいただいての「落語鑑賞会」でした。
このような会は東京クラブ27年の歴史の中で初めての企画です。クルーズで馬の助師匠とお知り合いになった岩佐さんのお口利きで実現したものです。師匠は古典落語がお得意で、今回は「井戸の茶碗」というおかしくって、温かい噺をたっぷりと聞かせてくださいました。
10人近い登場人物を丁寧に演じ分ける話芸、表情、しぐさに私たちはすっかり
噺の中に引き込まれてしまいました。
落語の後、会場からのいろいろな質問に答えていただきました。「人を笑わす
師匠はどんな時に笑うか」とか「羽織はどうして脱ぐのか」とか変わった質問も
ありました。年齢層がたか〜い方に偏った女ばかりの客席で師匠もお話しづら
かったことでしょうが、私たちは大いに笑い、楽しみましたから寿命もずいぶ
ん延びたことでしょう。(将来ますますおばあさんばかりが増えそう)
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