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10月例会のプログラムは、嶋田さんのインスピレーション、「ひらがなで なやみぜーんぶ かきだして
みればたいした ことはなかった」(有田里絵作)で始まった。
プログラムは2本立て、「ストーリーテリング」と全員参加の「エバリュエーション」夏目漱石の「夢十夜」に
因んだ「東京クラブ夢五夜」では、5人のストーリーテラーがそれぞれ個性豊かな夢物語を披露した。
第一夜は関さん、幸福感に満ち溢れた若き日の情景に、篤姫の宮崎あおいさんが 突然登場する楽しい
夢。第二夜は岸さん、傘を開いたら、身体がふわりと舞い上がり、 世界の空に飛んでいった。赤毛のア
ンに出会ったり、果樹園で子供たちと秋の収穫を楽しんだり、メルヘンの夢の世界が展開する。第三夜は
白砂さん、高校時代のボーイフレンド良平君と受験勉強で苦労しているかと思うと、結婚、出産、初孫の
世話と現実につながっている夢。
第四夜は斎藤さん、初秋の昼下がり、高原のライブラリー喫茶でまどろんでいると、古きよき時代の大詩
人達が勢ぞろい、まるでサロンのような光景はまさに夢のよう。第五夜は佐野さん、人間にも犬のように
しっぽが生えてしまった夢、しっぽは心を正直に表すので、あちらこちらで困ったことが起きる爆笑の夢。
各ストーリーテリングのすぐ後で、5〜6人に部分評価をしてもらった。その部分評価を受けて、最後に
ストーリーテラーが部分評価の評価をした。これは新しい試みであったが、無理なく受け入れられたよう
であった。
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プログラムリーダー記
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