秋の気配が感じられるこの日、東京クラブ第33期9月例会が、始りました。皆、待ち遠しかったのか、
開始時間より、だいぶ早く集合しました。今期の会員数は、26名と以前よりだいぶ少なくなりました。
今日の出席者数は、23名。定足数に達して、定刻通りにビジネスが始まりました。
今期のクラブテーマは「経験の恵み」。東京クラブはこのテーマにぴったりです。人生、ITCとも、経験
豊かな人材が豊富です。それを「恵み」として、クラブの経験も、豊かなものにしたいと思います。
ビジネスでは、今期クラブ予算も、滞りなく採択され、カウンスル20周年記念会合で、クラブ会員が
身につけるスカーフについて、意見が活発に交わされました。

プログラムは、予定より10分遅れて始まりました。プログラム委員会の、
今期のテーマは「Communication、Collaboration、Challenge」の3Cです。今日は、そのテーマに
ふさわしく、「万葉集」を映像を交えて、お互いのコミュニケーションを図る、と言う試みでした。
プログラムは2部構成で、1部は岸真智子さんと、白砂文子さんのお二人が、7月の暑い盛りに、
いにしえの奈良へ「万葉の旅」をなさったことを、映像と解説を交えて、会員とともに鑑賞しました。
2000年の昔に引き入れられて行くようでした。お二人に感謝と、拍手を送ります。

第2部は、夏休みに会員が勉強し、選んだ万葉の1句を、心を込めて読み上げ、解説とコメント
を述べる、と言うものでした。同じ句を選んだ方が3人いらっしゃいましたが、それぞれ個性豊かに
解説をしてくださいました。

最後に、最も会員の共感を得た解説、コメントをなさった方に、白砂さん特製のC.Dが、賞品として
贈られました。それは、岸真智子さんでした。今まで、東京クラブでは、取り上げることの少なかった
古典に光をあて、その素晴らしさに、改めて感動したひと時でした。この企画をして下さった、
プログラム委員会、入念に、プログラムリーダー(嶋田)と、連絡を密にしてくれた白砂さんに、
改めて感謝です。これからの1年が楽しみです。
プログラムリーダー記