戦いを終えて
頭が論理的でない私は、ディベートと聞くだけで身震いしてしまいます。
ディベーターになることは、なんとか理屈をつけて極力回避したいところなのですが、今回は相撲がテーマということですんなりお受けしてしまいました。
小学生のときから相撲が大好きでラヂオの中継を聞き、友達の家のテレビで観戦させていただいたりしました。好きなお相撲さんは信夫山、栃錦、近いところでは千代の富士、今なら安馬。
つまり小柄な相撲巧者です。しかしどの取り組みでもきれいな立会いとその力士らしい自分の相撲を取ったときは喝采をおくります。夫とは昔の思い出話も今みているテレビの取り組みの批評も、話が合って夕食の支度を気にしながらいつまでも尽きません。
保守的な夫はもちろん大相撲の力士は日本人に限ると云っております。
肩の重荷が漸くとれたことですから、今夜は二人でお酒(私はワイン)を飲みながらゆっくり今日の取り組みを総評いたしましょう。
櫻井慶子
サッカーディベートを終えて
2ヶ月間頭を占領していた「大相撲の力士は日本人に限るべきである」という命題から、今日開放されました。
その間否定側の3名は3回の打ち合わせを行い、可能な限り肯定側から出そうな論点を洗い、立論、反駁、要点を組み立てました。
いざ当日、サッカーディベートはなかなか白熱し、日頃は人の話に割って入る事など無い自分がついには立ち上がって手を振り回して人の話をブロックしていることに気が付きびっくり!
しかし、相手の投げた球(論点)を適切に処理して返球する技を繰り出すには至らず、力不足を感じました。
「サイデンステッカー氏」「熊川哲也氏」など、まだまだオイシイ球はあったので、サッカーディベートはもっと続けられたわね、と未だ強気の否定側です。
肯定側もとても健闘され楽しいディベートとなりました。
・・・実は私は本当に琴欧州と把瑠都を応援しています。
島田富美子