9月例会プログラムについて
第一回プログラム委員会で嶋田委員長は夏の課題図書について、比較的重い題材の本を読んで
じっくりみんなが考えるようなプログラムにしたいと提案されましたが三人の委員は「夏休み
にあまり深刻な本は読みたくない、みんながわいわい話せるような軽い本にした方がよい」などと
言って路線変更させてしまいました。それで決まったのが話題の「ゲゲゲの女房」です。
NHKテレビで毎朝ドラマをやっているし、リージョン大会でちょうど山陰地方に行って
水木ロードや水木記念館を見てきた人もいる等などいろんな理由で決めました。歴史的猛暑の夏でしたから
この判断は大正解だったかもしれません。ついでに私が担当になりました。
さて「ゲゲゲの女房」は思った通り2,3日で読める軽い本でした。軽いが故にこれで70分のプログラムを
仕立てるのはかなり大変でそれにはプログラムリーダーに頼る部分が大きく、人選は熟慮した結果
渡辺圭子さんに決まりました。プログラムはリサーチスピーチと全員の発言と決まりました。
東京クラブでは漫画というものにはあまり親しみがないので、リサーチは「ゲゲゲの女房」
の著者武良布枝の夫、漫画家水木しげるの紹介と漫画「ゲゲゲの鬼太郎」の紹介としました。
8分ずつで16分。あと50分を全員に読後感を話してもらうにしても、みんながバラバラに言いっぱなしでは
面白くありません。まずリーダーが話題を投げかけて会員に話してもらい、尽きたらまた別の話題に変え
の繰り返しで話し続けていき、最終的にはITC的にコミ二ケーションに繋げて締めくくればよいなと目論見ました。
渡辺さんとお話し合いをした時、全員に発言していただくため先ず話しやすいテーマとして「結婚」を思いつきました。本のはじめも主人公の結婚ですし、会員全員既婚者ですから話しやすい筈です。しかし実際は話し易す過ぎて沢山の方から発言が相次ぎ、次々とテーマを変えていくタイミングを失った格好になってしまいました。
リサーチスピーチを長めにした分全員の発言時間が足りなくなったのかもしれません。他の読後感をご用意していらした会員には申し訳ないことをしたと思います。全体をきっちり時間割してアジェンダを立てなかった「詰めの甘い」櫻井のなんとかなるさが出てしまった結果でした。担当者として反省しきりです。
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