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3月例会プログラム[議事法]        2012.3.20

     東京クラブ3月例会は、春分の休日にも拘わらず、3名の欠席はあったものの何時も通りの賑やかな会合でした。更に予定されたプログラムは「議事法の勉強」、うららかな春とはミスマッチの企画でしたが、そこは東京クラブ会員、与えられた課題に文字通り熱心に食い付いてくれる姿は、ワークショップリーダー冥利に尽きる想いでした。併し実際には「議事法」は、興味を持つ会員と、どちらかと云えばその面倒なルールに拒否反応を持つ会員など様々なので、リーダーにとってその準備段階では、どの辺りに焦点を定めるべきか迷いがありました。
     今回は、議事法の語源からその発達の歴史、そして議事法の目指す目的にさっと触れ、「審議のための会議での基本的な規定」や「会議に議事を提出する方法および動議提出とその取り扱い手順」「表決に至るまでの討議の大切さ」など、成る丈実例を挙げ、そしてその間会員の質問も自由に受けながら進めました。主要動議を初めとして、補足、優先、付帯など二次的動議の基本的な分類については、正面の白板に図表を貼って説明しましたが、与えられた時間の経過を気に掛けながら少々先を急ぎ過ぎ、言葉足らずのことも多かったと反省しています。最後は主要動議の実例を用いて7種の補足動議を出しその処理を実地に体験し、最終的に本動議を表決するまでを4グループの夫々に実行していただきました。
   ワークショップに許された
60分の時間内では今回も細部に渉るまでの学びには到底至りませんでしたが、当初に意図した「楽しく学ぶ」と言う点では、会員の全面的そして期待通り或いはそれ以上の活発な協力で果たされたと感じました。
   
更に、少々堅い話の議事法の後にトピックリーダーから「桜」と云う柔らかなテーマが出され、指名された夫々の会員から桜に纏わる興味深いショートスピーチで、プログラムは春の日に相応しい和やかな雰囲気で終了することができました。

                          ワークショップリーダー記

                                                               

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