プログラム後記 12月例会は、恒例に従って、オークションを中心にクリスマス・プログラムを組み、大いに楽しみました。 インスピレーションは、石川啄木の短歌、「すこやかに、背丈のびゆく子を見つつ、われの日毎にさびしきは何ぞ 悲しき玩具より」でした。先月のプログラムを思い出しながら、出席者一同啄木の短歌を今一度鑑賞しました。 続いて、先月導入式を済ましたばかりの新入会員のアイスブレーカー・スピーチがあり、新しいお仲間を迎える喜びと活気を味わいました。クリスマス・プログラムの一番目は、絵本の朗読、題名は「黒い羊のおくりもの」、作者はエリザベート・ヘック、1925年生まれのスイス人で、お話を読んで聞かせることによって、子供達に文学と読書への興味を持たせる指導法で、長年教師を続けた方だそうです。クリスマスらしい、やさしい心遣いの感じられる、ほのぼのとした羊のお話でした。絵本の挿絵はスイスの著名な挿絵画家、ジタ・ユッカーが描いています。
そして、いよいよクリスマス・プログラムのハイライト、オークションが始まりました。 小さい品と価格の安い品は入札式にして、購買希望者が買値を品物に貼り付けられたメモ用紙に書き込む方式にして、最終的に高値を書いた人が品物を獲得しました。入札も人気があり、お菓子や可愛い小物類などを実際に手にとってみて、買物を楽しみました。 ゲスト並びに会員の皆さま、オークションへのご協力を有難うございました。 プログラム委員会 |