1月プログラム
2月
     

プログラム後記

1月例会は、前日の大雪のため、交通の便が心配されたが、全員早めに会場に到着し、予定通り無事に開会した。インスピレーションは、松任谷由美の「あの日にかえりたい」より、青春の後ろ姿を人はみな忘れてしまう、あの頃のわたしに戻ってあなたに会いたいとこの日のプログラム内容を示唆したものだった。続いて新入会員のアイスブレーカー・スピーチがあり、今月もまた新しい会員を迎える喜びを味わった。

プログラムは題して「あの頃の私」、会員は前月に昔の写真を1枚提出し、係りが写真を収録しパワーポイントに編集した。そして、当日1枚1枚スクリーンに映し出された映像をバックにゲスト1名(柴田ひさカウンスルNo.8会長)と会員出席者23名がそれぞれのあの頃を語った。写真がスクリーンに映し出されると、プログラム・リーダーがまず、「私は誰でしょう?」と問いかけ、写真の主が誰であるかを回答用紙に書くように指示した。 20秒後、全員に鉛筆を置くようにとプログラム・リーダーの声が再びかかると、写真の主が立ち上がり、写真が撮影された頃の思い出を2分間スピーチした。

写真は、乳児、幼児、小学生、中学生、青春時代と様々で、比較的簡単にご本人を識別できるものもあれば、まったくわからないというものもあり、写真の主が立ちあがる度に歓声があがったり、予想外で当らなかった落胆の声が聞かれた。ただ、どの写真も、たとえ1歳未満の赤ん坊でも、今のその人の表情や面影が読み取れることもあり、不思議なことになつかしい気分になった。

昔の写真についての2分間スピーチは、普段聞けないような逸話が多く、会員同士の親交がさらに深まったような感がした。戦争にふりまわされた学校時代、芸者志望の幼い頃、有名幼稚園の入園テスト、入院中の母親の見舞い、お気に入りの洋服を着ての撮影、妹や弟とのツーショットのほか、旅先や学校時代のエピソードなど、どれも個性的で、印象に深く残った。

写真当てクイズの優勝者は24名中見事15名を正解し、同点優勝者は3名もあった。パワーポイントを使用しての「映像をバックにあの頃を語る」プログラムは、当クラブ初演だったが、成功裏に終わり、幸先のよい新年のスタートだった。

プログラム委員会

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