プログラム後記 第36期の幕開けを期待感に満ちて迎えた9月例会から、もう早や10回の例会をこなし、1年が過ぎようとしているとは、信じられない位の早さでした。今月のプログラムは恒例に従い、インスタレーションを行い、その後、この1年間のビジネス(議事法)とプログラムを振り返ってみました。 インストリング・オフィサーは、退任する現役員にキャンディ入りの小袋をプレゼントして、その労をねぎらいました。新役員には、それぞれがクラブのために果たすべき役を色で表現しながら説明をし、それぞれの仕事を印象づけるとともに、全役員で行う1年間の活動が素晴らしい絵になるようにというオフィサーの意図で、各色の絵具チューブをパレットに載せました。前会長(青)、カウンスルへの派遣員(オレンジ)、会計(白)、書記(赤)、第二副会長(緑)、第一副会長(金)、会長(紫)と7色が揃い、各役員はクラブのためにそれぞれの役割を全うすることを誓いました。そして、新会長が就任挨拶をし、来期のテーマは、「楽しむ」と発表しました。 プログラムは題して「今期を振り返って」。今期実際に経験したことを全員で振り返ってみました。前半の議事法(ビジネス)では、優先動議について教育がなされました。4月例会では、リージョン会則修正案及び常規修正案の審議が予定のビジネス時間内に終了しそうもない状況から、「次回日時設定」の優先動議「本日の予定されたプログラム終了後に会合を持つこととして休会する」が提出され、採択されたのですが、担当リーダーは、この件をもう一度具体的に再現し、あらためて、主要動議、優先動議、補足動議の優先順位について説明しました。お蔭さまで、動議の優先順位について再認識しましたが、一覧表を見ればすべて理解できるという程簡単ではないこともよくわかり、今後の勉強の必要性を感じました。 続いて、プログラム委員の一人がリーダーになり、この1年のプログラム内容について、会員に感想を聞きました。今期のプログラム・テーマは、「ためしてガッテン」。新しいプログラムを取り入れ、試してみて、その結果をガッテンできるかどうかを見極めたいというプログラム委員会の意図のもとにできた今例会の企画でした。会員からは積極的な発言があり、9月のブックトーク、10月の出前講座、3月のドラマティック・リーデイング、4月のパーラメンタリー・ディベート、5月のトピック・リーダーなどについて参考になる感想や提言がでました。時間が足りず、議論を十分尽くせなかったのは残念でしたが、例年のように文書で意見を提出するよりも、生の声が聞けてよかったという感想も寄せられました。 6月例会プログラムの紙面に掲載の、ミッキーマウスの後ろ姿の影絵とディズニー氏の名言のインスピレーションは、ディズニーランドに隣接する会場で開かれたリージョン大会に明けくれたこの1年の締めくくりとして 実に相応しいものでした。 プログラム委員会
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