9月例会


6月 10月→
  
            プログラム後記           

我思う 故に我あり」という哲学的なインスピレーションから、37期プログラムがスタートいたしました。若々しい新会員のアイスブレーカースピーチは仕事も趣味も充実した毎日が窺える興味深いものでした。

 今回はプログラムをどう展開するかに重きを置き、阿川佐和子著『聞く力』を課題図書に選びました。

 3部構成としたプログラムの第1部は「この本から学ぶことは」と題し、聞き上手になるコツやインタビューの際に参考になることなどを皆さんに伺いました。活発に手が上がり、「質問することを入念に準備するより相手の話をよく聞くことが大事とわかった」という意見などがありました。

 第2部ではくじ引きで2人1組となり、第1部のコツを念頭に置いてインタビューを行いました。「幼かった頃のこと」、「結婚にいたる過程」など、会員である仲間の新しい情報を知ることができた、即興とは思えぬほど楽しいインタビューが続きました。本のなかに書かれていた「人の話はそれぞれです。無口であろうと多弁であろうと、語り方が下手でも上手でも、ほんの些細な一言の中に、聞く者の心に響く言葉が必ず潜んでいるものです。」に納得のインタビューでした。

 第3部はインタビューの部分評価を、これも挙手で発表してもらいました。フロアーからはタイムのルール説明を最初にしっかり行ってほしかったという反省が出ました。以前にもインタビューのプログラムがあったそうですが、「格段に進歩した」、「『聞く力』を読んでから行ったのが良かったのでは」という意見が述べられました。

 落ち着いたPLと、「聞く力」・「語る力」に長けた方々の力で楽しいプログラムになりましたことに感謝いたします。コミュ二ケーションの基本となるインタビュー力を高めることの出来たプログラムになったと思います。        
                       
                                 ( プログラム委員会記 )                            

 プログラム