1月例会

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プログラム後記

        「新しき年の始の初春の 今日降る雪の いや(し)吉事(よごと)

今年最初のインスピレーションは、新年に相応しい、大伴家持、万葉集巻末最後の歌でした。

プログラムはお正月らしく和テイストの試み「フォト短歌」を実施いたしました。
会員は、年末の忙しい時期にも拘らず「心に残った風景を短歌に詠み、それに相応しい写真を添えて投稿する」という課題をクリアして、海外旅行の思い出、日本の風景、花への想い、孫への愛おしさなどを詠んだ
24の作品が集まりました。
係がそれをパワーポイントで編集し、当日は短歌1首と写真を
1枚ずつスクリーンに映し出し、作者を推測することを試みました。作者がすぐに分かる作品もあれば、全く想像がつかない作品もあり、大いに盛り上がりました。最高は8人を当てた会員でした。
講評は短歌の心得のある会員お二人にお願いしました。スクリーンに映る短歌と写真を見ながら対談形式で講評していただいたので、和やかに、全作品を添削指導していただくことができました。言葉を一言変えるだけで歌が生き生きしてくるのを目の当たりにして、なるほどと目から鱗のガッテンの連続でした。
「短歌を詠むなんて高校時代以来…」などと言いながらも、ともかく全員が短歌を作れるというのは、意識せずとも日本人には五七調のリズムが浸透しているのだという事を実感したプログラムでした。


                                                              プログラム委員会
 

                       下方のスライドショウもご覧ください


プログラム



今月のプログラム「フォト短歌」(講評者に直される以前のまま)のスライドショーをお楽しみ下さい。
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