10月例会


9 11月
  
              プログラム後記

10月例会の会場は、紅葉した草花と、ハロウィンのシンボル「かぼちゃ」が飾られ、和やかな雰囲気が作られていました。三人のお客様をお迎えしてプログラムにもご参加いただきました。

本日のインスピレーション 「ある本はその味を試み、ある本は呑み込み  少数のある本はよくかんで消化すべきである。」将にプログラムにぴったりのフランシス・ベーコンの言葉で幕が開きました。
ビブリオバトル 「本を通して人を知る 人を通して本を知る」のキャチフレーズで最近社会でも注目を集め、ITCでもプログラムに取り上げられています。東京クラブは今回初挑戦です。

おすすめの一冊を持ち合い、本の魅力を紹介しあう。ゲーム感覚を 取り入れたビブリオバトルですが、今回東京クラブではバトルというよりも、普段仲間で「ねぇねぇ この本とっても面白いのよ!」というライブ感を出してやってみたいと考え、会員と同じ目線で机と椅子に座って本を広げ語れるようにしました。
ルールも厳しくせず、時間は5分を目安として楽しく語ってもらうことを優先して行いました。5分を使い切るのは大変かと心配しましたが、少々オーバー気味のバトラーもいらっしゃり、楽しく語っていただけたと思いました。

投票の結果「おじいちゃんがおばけになったわけ」がチャンプ本に輝きました。
表彰に続いてプログラムの2部は、それぞれの本の魅力やプレゼンテーションの感想など、プログラムリーダーの手際よい進行で、ゲストの皆様と聴衆から活発な発言をいただきました。
そのなかに「どれも読んでみたくなり、チャンプ本の投票に困ったわ!」という声にバトラーの皆さんのご準備、ご努力に感謝申し上げます。

紹介された本

カオス・シチリア物語          ルイジ・ピランデッロ 著  
キレイゴトぬきの農業論         久松達央 著 
おじいちゃんがおばけになったわけ    オーカソン・キム・フォップス 作  
                     エリクソ・エヴァレイゴト 絵
古典の細道               白洲正子 著
陰翳礼讃                谷崎潤一郎 著 
                       

                           プログラム委員会

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