11月例会


10 12月
  

プログラム後記

11月例会のプログラムはストーリーテリング。ヴェテラン会員二人がリーダー、コ・リーダーとなり、「サザエさん」の4コマ漫画を題材にしてワークショップを行いました。

インスピレーションは、アメリカの著名な児童文学者ルース・ソーヤーのことば「私たちは、ことばの美しさを感じ、そのことばを用いるよろこびも知らなくてはなりません・・・」。 いよいよプログラムの幕開けです。

リーダーによる「教育」でワークショップは始まりました。ストーリーテリングの目的、準備、発表の仕方などを、リーダーはご自分の経験と知識を加味して具体的に説明されました。ストーリーテリングは語られるべきもので、決して読むものではないと強調されました。

ワークショップ参加者は会員22名とゲスト1名の23人。リーダー2人を除く全員が4つのグループに分かれ、4コマのサザエさん漫画に挑戦しました。漫画の一つは「意地悪ばあさん」もの、もう一つはサザエさんの父親波平さんと母親フネさんの日常生活を描いたものでした。各グループはどちらかの漫画を選んでストーリーを作り上げ、発表しました。準備する時間は短かったのに、発表者のパフォーマンスは表現力が豊かで、それぞれ立派なストーリーテリングでした。

ワークショップの最後に、準備時間を十分にかけたストーリーテリングをある会員が発表しました。童話「葉っぱのフレディ」、表現力を磨くよい教材です。

この日の会場には、アメリカ在住の折紙作家から送られてきた作品、柿や烏を結びつけた秋の一枝が飾られ、出席者一同、葉っぱのフレディを聴きながら、深まりゆく秋を感じました。

プログラム委員会

                           

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