|
12月例会 |
← 11月 | 1月→ |
プログラム後記12月のプログラムはゲスト2名をお迎えして、「ストーリーテリング」、「グラブバッグ」、「歌」、恒例の「オークション」と盛りだくさんの内容で行いました。クリスマスの設いの中、インスピレーションは今日にふさわしい杉田久女の「雪道や降誕祭の窓明かり」、西東三鬼の「クリスマス馬小屋ありて馬が住む」の2句が読み上げられました。 いよいよプログラムの始まりです。 最初に、11月の教育を踏まえて「南の島の甲子園」(下川裕治著)のストーリーテリングが行われました。語られる言葉の一つ一つから情景が想像でき、声の音色、強弱、高低、時にはジェスチュアを取り入れて聴衆を魅了し、先月の教育が生かされた素晴らしい語りでした。 2つ目はグラブバッグ。包装された5つの品物−−指輪、ミニクリスマスツリー、メジャー、写真立て、鏡を5人のスピーカーが袋の中から選び、その品物について2分間の即席スピーチをしました。どのスピーカーも身近な話題をうまく取り入れ、日ごろの訓練の成果が出ていて聴衆を楽しませてくれました。ただ選んだ品物を開けるのに時間が掛かった為、準備の段階でもっと簡単に開けられるように工夫すべきでした。 3つ目は歌。お二人のリーダーのもと、「もみの木」、「もろびとこぞりて」の合唱。「もみの木」は「み」抜きで歌う、「もろびとこぞりて」は2部合唱で歌うなどちょっと趣向を凝らしクリスマス気分を味わいながら全員参加で行いました。またリーダーのお一人に「サムソンとデリラ」より、アリア「私の心はあなたの声に開く」の独唱をしていただき、美しい歌声に暫しうっとりいたしました。 4つ目は待望のオークションです。オークションリーダーのお二人は、黒のスーツに蝶ネクタイおまけに白い手袋をつけて、さながらサザビーのオークションのような出で立ちで現れ、ユーモアのある巧みな話術で商品を紹介し、時間内にすべてを完売いたしました。 バッグ、スカーフ、手芸を施したTシャツ、手作りのジェリー、陶磁器、その他多くの品が出品されました。 入札は昨年同様、入札係の人もオークションに参加しやすいように、最高値を入札した人が、個々に金額を箱に入れて会計を済ませるという方法をとりました。 余韻に浸りながら「もろびとこぞりて」を再度合唱してプログラムは終了いたしました。 今年も皆様のご協力のもと盛大にオークションを終えることができました。 ご協力ありがとうございました。 プログラム委員会
|