プログラム後記
|
会場にはゲストを歓迎する心を込めて、大輪の牡丹が一輪飾られました。
“アイデンティティという言葉がある。「自己認識」というほどの意味だが、この自己を知るというのも人間のなす行為の中で一番難しいものであろう” というインスピレーションでプログラムはスタートいたしました。
4月例会ではベテラン会員がリーダーとなり、「エレベータートーク」を勉強するワークショップを実施いたしました。
始めに「エレベータートーク」はどういうものか、練習する意義は何かというレクチャーがありました。
「エレベータートーク」とは、アメリカのシリコンバレーで若手の起業家が、エレベーターの中で一緒になった投資家に、目的の階に到着するまでの短い間に売り込みトークをしたことから生まれた言葉です。
TVコマ−シャルが15〜30秒であることから、30秒で要領よく、的確にメッセージを伝えるトレーニングということで、まず3人の方が30秒のスピーチに挑戦しました。
次に、ワークショップリーダーが用意した文を、会員一人一人に読んでもらい、各自30秒で何字言えるか確認しました。
その後、ワークショップリーダーが、30秒で人の心に残るようなメッセージを言うための7つの留意点についてのレクチャーを行いました。
1.何を、
2.だれに、
3.どのように伝えるか
4.注意をひきつける最初の一言
5.言いたいことを整理
6. 依頼することを決めておく
7. 30秒メッセージを活用する
そして最後に、ITCへの入会を誘う時、エレベーターで憧れの有名人と一緒になった場合、就職の面接など種々の状況設定を選び、30秒での各自の字数を踏まえて、30秒トークを作成し、発表しました。
30秒のトークを即席で作るのは難しい点もありましたが、「エレベータートーク」はクラブ員には始めてのプログラムへの挑戦となりました。
|
プログラム委員会 |
|