10月例会
9月 11月
  
プログラム後記

 ハロウィーンのかぼちゃが飾られた和やかな雰囲気の中、10月のプログラムが行われました。「あらゆる経験が、上手な話し手になるための肥しである。」というインスピレーションは、プログラムの内容を示唆するものでした。

 今月のプログラムは、2部構成で行われました。
1部は教育。10月がITCの創設月であることに因み、「ITCの変遷」について学びました。
1. 創立者アーネスティン・ホワイト女史について、2. その後の活動、3. 日本にはどのようにITCが根付いていったのか、という構成で、ホワイト女史を称え、ITCを振り返る良い機会となりました。
2部では、準備のいらないワークショップ「回転寿司」と「インプロ」に初挑戦しました。
「回転寿司」は、話し手と聞き手の席が、レーンに乗った回転寿司のように順に動いていくことから名付けられた手法です。先ずは「私の宝物」をテーマに話し手のみ話し、聞き手は黙って聞く。2分経ったら1人ずれてパートナーを変え、同じテーマを今度は1分で行いました。2分では話がまとまりにくかったけれど、同じ話を繰り返すことにより、一番伝えたいことを話す構成ができるようになったという声がありました。その後、話し手と聞き手の役割を入れ替えて、「宝石」というテーマで同様に行いました。
続いて行われた「インプロ」は、improvisation・即興劇とも言われているものです。
3人1組になり、「ハプニング」というテーマで無言劇を3分演じ、次にセリフを付けて有言劇を演じてもらいました。実生活の経験からか、電車に関する内容が多い印象でした。その後、テーマを「宝石」とした2回目は、演技に磨きがかかり、話にも広がりが出て、明らかな違いを感じることができました。
演劇という非日常の体験でしたが、無言劇では言葉に頼らずに表現するため、表現力、想像力が豊かになり、これにセリフがつくことで、より演劇的になり効果が高まることを実感しました。
 
 今回のワークショップは、準備のいらないシンプルな内容と方法で、「恥ずかしさ」を克服し、潜在能力を発見するのが意図でした。表情や声、ボディランゲージ、五感をフルに使って表現することで「話すこと」「聞くこと」が上手になり、より良いコミュニケーションを学ぶ機会となったと思います。  
プログラム委員会
 プログラムの紹介 教育 「ITCの変遷」 ワークショップの紹介
聴衆の皆様
「インプロ」 
打ち合わせは入念に
 駅弁、急いで、、 温泉、発掘!
ラッキー!
足元に注意、、 婚約指輪を受け取って
                 
 プログラム