11月例会
10月 12月
  
プログラム後記

11月のプログラムは、シェイクスピア ハムレットより「物事に良いも悪いもない。考え方によって良くも悪くもなる」と、ディベートにつながるインスピレーションではじまりました。

最初に、アイスブレーカスピーチがあり、頼もしいお仲間に、ご一緒する期待が膨らみました。

続いて、全員参加のラウンドロビン・ディベートを行ないました。プログラム委員会は、これからの日本リージョンについて考え、会員の貴重な意見を導き出したいとの思いで、論題は「日本リージョンは分割すべきである」としました。対戦方法は、Aグループ・Bグループの2グループに分かれ、肯定側、否定側を入れ替えて2回戦行いました。

1回戦はAグループが肯定側、Bグループが否定側と立場を決め、各々、グループリーダーを中心に、立論、反駁、最終立論の役割を決め、論旨を組み立て準備しました。

最初に肯定側立論者が、「日本リージョン」の定義を行い、「組織の変革」、「訓練の場」、「組織の大きさ」など“分割すべきである”肯定側立論を立てました。否定側からの尋問によって、肯定側立論の矛盾点を突き、次に否定側が、肯定側の論旨の不可解なところを指摘してから、「事務局の増加」、「人件費増」、「人材不足」などの否定側立論を立て、肯定側からの尋問を受けました。さすが、ITCのメンバーゆえ、論理的に立論が提示されたことに驚かされました。ここから、反駁に移り、「会員の高齢化」、「分割の境界線」などについてウィットやユーモア、聞き手をひきつける巧みなスピーチにて、相手を打ち負かす議論が続きました。

そして、作戦タイムで、要点の確認と論点を絞り、最終弁論となりました。否定側は、「分割すると指導力の低下となる」などと結び、肯定側は未来を見通し、沢山の機会を与え、伸びる、育つことを大切にし、新しい活動を導くことが必要と結びました。判定は肯定側が2対1で勝ちました。2回戦は攻守を入れ替え、同様に行い、否定側の最終弁論では、「分割しない意見が多いことを重視し、耳を傾けることも必要」などの意見で結びました。2回戦の判定は、否定側が2対1で勝ちました。

審判は、論旨の噛みあいやスピーチの持ち時間について指摘し、「定義・内容・方法・ユーモア・礼儀などを判定の基準とした」と述べました。

今回のディベートでは、論旨を持ち寄り、グループの話の筋道を立てること、対戦相手の論理をよく聞き・理解し、その上で相手の論旨に噛み合わせ、自身の論理を打ち出すことを学ぶことでした。タイマーの巧みな時間指示により、沢山の意見を聞き、また、意見を述べ、これからの日本リージョンに対して、新たな考えを構築できたのではないかと考えます。

                                             プログラム委員会
 
貼紙いっぱいの会場!
プログラムリーダー
 モデレター 
アイスブレカースピーチ 肯定チーム
第一立論に熱が入る
否定側 品良く!
マナーも評価対象
ウィットやユーモアも
大切
残り30秒! 
タイマーも多忙よ!
判定は!
お疲れ様
総評 
次回への課題を頂きました
 プログラム