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4月例会 |
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午後のプログラムは、本日のインスピレーションで始まる。 ハッとするような短い一節が読み上げられ、一同の心をこれからのプログラムに向けさせる。 今日の一節は 北原愛子氏の「振り返れば花が咲いてた そんな未来を生きていく」 一生懸命歩いている時は気付かないが、ふと振り返れば、道の辺に目立たないがしっかりと自己主張している花々が咲いていた。過去が花の道であったと思えるのは、今その種を蒔きつつ進んでいるから。それは同時に未来を生きることに通じると作者が言っているように思える。正に今日のテーマにぴったりの選択であった。 ONE WORDは「若葉」。桜も散り、時節柄適切な一語。柏餅、子供、単衣などそれぞれに「若葉」が連れて来た一語はなかなか興味深かった。 東京クラブは今期創立四十周年を迎え、五月には記念の集いを持つ予定である。 そこで、「東京クラブの未来を考える」と題し、ここで皆が少し立ち止まり、クラブの来し方行く末を考え、話し合うという企画にした。 会員の在籍年数、長期、中期、新人から各二名を代表としてパネルディスカッションに参加してもらい、随時フォーラムに開くという形式をとった。 全体を二部に別け、第一部ではパネリスト各々に、@ ITCの魅力、A ここまで在籍した理由、B 退会しようと思ったこと、しなかった理由、を訊ねた。@〜Bに共通する答えは、会員個々の人的魅力であり、プログラムの内容と個々から発せられる知的魅力であることが強く伝わって来た。 第二部では、現在リージョン役員の会員から、国際の現状、日本リージョンの対応と様子等を話してもらい、一般の会員にはとかく関心の薄いレベルの“現在”を垣間見ることが出来有益であった。 その後、会員の高齢化に向かう当クラブの今後の在り方を問うた。役員の負担、会費、賛助会員、全てのレベルに参加すべきか、等、問題点は出されたが、どれも時間切れで掘り下げることは出来なかった。今日の話し合いを来期に繋げ、年齢差を超えて有益に集うこの会を維持する知恵を深めて欲しいと切に願う。
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