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6月例会 |
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『人は言葉によって、長生きをし、若々しくなる。赤ちゃんが生まれて三十か月もするとだいぶ人間らしくなるが、それは言葉を習うからだ。言葉こそ心をはぐくむ総合栄養である。』 −外山滋比古「ライフワークの思想」より− 第40期最後の6月例会午後の部は、コミュニケーション技術を学ぶITCにふさわしいインスピレーションで始まった。 初めに恒例の次期役員就任式がインストーリングオフィサーによって執り行われた。 今期役員には、パンダ等のかわいい絵柄の入ったクッキーを渡して1年間の労をねぎらい、それに対して会長が代表で挨拶を述べた。次期役員には、各お役目の説明をし、スパイスと役職ピンを渡し、「過去にとらわれず、常にこれでよいのか?と問いながらやってほしい」と新役員への期待を込めたお願いを述べた。次期役員は役割を果たすとそれぞれが誓い、新会長は次期テーマ「歴史に学ぶ」を発表した。その挨拶のなかで、9月の課題図書「ゆかいな仏教」に触発されて大学の社会人教育を受講していることを話し、次期への抱負を述べた。 今期から始まったONE WORD は、スピード感と連想の意外性、プログラムリーダーのユーモアある締めくくりで すっかり定着し、次期も続けることになった。 お待ちかねのワークショップ「頭の体操」は、シナプソロジーに基づいた脳の活性化を目的としたプログラムだった。全員着席のまま行ったので主に腕や手を使った。まずルールの説明があり、リーダーが発する言葉に身体がすぐに反応するかどうか、また、右と左で違う動きをしなければならないなど、単純な動作だけれど、ルール通りの動き方を身体がなかなかしてくれなかったり、頭で考えて動きに移るまでに時間がかかったりして大変だった。「えー」とか「違った」とか、にぎやかな声を発しながら全員取り組んだが、この大変さが脳への刺激となったようで、終了後は心なしか全員の顔がすっきりしているように見えた。 続く「今期を振り返って、来期への抱負」では、プログラム委員長が今期プログラムの感想と評価をフロアに求め、改めて、全員で今期のプログラムを見つめ直すと共に、来期への期待も問い、次期プログラム委員会へバトンタッチした。 最後になりましたが、ゲストの皆様にも多数ご参加・ご協力いただき、第40期プログラムを無事終えることができましたこと、プログラム委員会一同お礼申し上げます。
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