10月例会
← 9月 11月→
  
プログラム後記
インスピレーションという、短い引用が午後のプログラム開始に朗読される。ご馳走とご馳走の間に出て
来るシャーベットを思わせるもの。これはITC発足時より続いている、アメリカ仕込みの良き習慣ではないか。今月は斎藤茂太氏の「今貴方が幸せなら、それは貴方が作ったものではなく、貴方の夫、貴方の妻、貴方の子供、貴方の恋人、貴方の友人など貴方の近くにいる人、貴方の以外の誰かがそっと運んできてくれたものだ。」日々の雑事に追われている者にはしみじみと心に響く言葉であった。その後に続くプログラムへの全員参加に優しく背を押してくれたとも思う。

プログラムの一番目として先月行えなかった夏休み課題図書を扱った。始めに、「漫画って何?アニメって何?その魅力とは」と題してリサーチスピーチがあった。漫画の読み方に始まり、漫画とアニメの違い、各々の歴史、外国にも人気がある理由、等々、短時間によくぞここまでと思わせるほどのスピーチであり、あまり漫画やアニメに馴染みのない世代の会員にとっては優れた導入であった。その後、「鉄道員」、「あさきゆめみし」、「火の鳥」組に分かれ、テーブルディスカッションが活発に行われた。最後の代表の報告によると、1、今回のように原作を基にした漫画は原作の翻訳ではなく、原作に触発された作家の作品である。2.視覚的に強い印象を受けるために、想像力が限定される。3.原作にある文の微妙な表現は絵では難しい。などの感想が聞かれた。ともあれ、評判の良い課題図書であったと委員会は自画自賛している。

二番目は、「東京クラブのこれからを考える」。会員にどの様にすれば会員数維持と増強が出来るか、又、東京クラブのITCでの立ち位置等、各自の考えを一分間スピーチにまとめ、そのレジメを事前に送ってもらった。実際のスピーチではプログラム、新会員獲得、組織改革、社会的意義、会員の姿勢、等、積極的、且つ傾聴に値する意見が沢山出たことは、当クラブの意欲と活気を思わせるものであった。今回の意見を今後に役立てるために全て記載した資料を作成し配布する予定。

 
                                            プログラム委員会

 写真はクリックすると拡大してご覧いただけます。

プログラムリーダー

リサーチスピーチ
 漫画とアニメの魅力について語る 
Tディスカッション
源氏物語 / あさきゆめみし
Tディスカッション
 古事記 / 火の鳥

Tディスカッション
鉄道員 / 鉄道員

「東京クラブのこれからを考える」 進行を担う

一人1分 全員が考えを準備して参加

 総評者のことばに目も耳も注視!

 プログラム