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今日のプログラムは地球上で今一番重要視されている環境問題に焦点を当て、リサーチスピーチ、その後グループに分かれて、食品ロスとプラスチックごみについてディスカッションをしました。
リサーチスピーカーの要旨:環境問題とは、「人類の活動の結果、周囲の環境の変化によって発生した問題で、人への生命や健康への被害、地球の生態系の破壊が発生する危険性の大きいもの」と説明、その後プロジェクターを使いながら聴覚からだけではなく、視覚からも環境問題について考えるべき多くの点を述べられました。三大環境問題といわれている➀放射性物質の利用と廃棄②急激な温暖化③エネルギー、水、食物、その他の資源の不足、これらは独立して発生している問題ではなく、各々つながりがあるので、別個に議論して解決することはできないという困難さにも言及されました。 続いて、ごみ問題については、焼却、埋め立てによる環境への影響が多分にあるので、日本でも徐々に浸透しつつある4R運動をはじめ、ごみ収集の有料化、そしてデポジット制の導入を積極的に進めたいものであるとも述べられました。 ディスカッションでは、食品ロス削減に寄与する費用保険の販売、NPOへの寄付、もったいない精神を持つ、4R運動の推進、プラスチックごみについては将来生物の破滅を導く可能性もあり、企業と消費者が同じ方向を向いて考える必要がある、そしてデポジット制の導入など、初めて知ること、また私たちのちょっとした気遣いで解決できるような意見が多く出されました。 「知る」ことは「感じる」ことの半分も重要ではない(レイチェル・カーソン) ――インスピレーションより―― 感じること、知ることの多いプログラムでした。 今後はリサーチスピーチ、ディスカッションで得た知識を取り入れ、私たちひとり一人が地球にやさしくするように心がけたいと思いました。
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