2021年
2月
オンライン例会

1月 3月
プログラム後記

「自ら語ることにより、自分自身の心をもう一度見直し、何かを発見するきっかけになったとしたら、それだけで語る意味が生まれてきます。」           阿川佐和子著「聞く力」
                                          
 2度目の緊急事態宣言延長の下、スピーチコンテストは初めてオンラインで行われました。スピーチコンテスト委員会はきめ細かな準備を重ねて、オンラインのための様々な工夫がなされました。ブリーフィングは、例会数日前に審査員、スピーカーと役割担当者に分けて行われ、当日は、1時間前から順に入室してマイクテスト、くじ引き等が行われました。プログラムリーダー、スピーカー、審査員、タイマーは、所定の位置でわかりやすいように、Zoom画面配置を固定しました。タイマーはライトの代わりに赤い紙を自分の画面いっぱいに表示することとし、テラーの集計は電話連絡で行われました。インターネット接続不安定に備えては、プログラムリーダー代理が控えるという万全の準備もされました。

 プログラムリーダーの穏やかな進行で始まったスピーチコンテストは、ここ2年間の全員に同じ3つの論題ではなく、2020年∼2021年有効の「スピーチコンテストの規則と任務」に即して、それぞれに違う3つの論題が出題されるという従来の方法で行われました。
出場者は4名、論題と題目は次の通りです。
        論題      題目
        薬       くすりについて思うこと
        描く      描くということ
        追う      時間の不思議
        揺れる    💮着地点

 どのスピーチもご自分の体験から語られていて、興味深く、聴きごたえがありました。対面とは違い、パソコン画面に向かってのスピーチはやりにくかったことと思いますが、内容はよく伝わり、感動を与えるものでした。 最後に、クラブ優勝者のカウンスルでの健闘を祈り、審査員他担当者への謝辞が述べられて、コンテストは無事終了しました。
閉会後のZoom茶話会は、少しほっとした雰囲気の中、審査員をはじめ参加者の意見や感想を話し合う交流の場となりました。
オンラインでのスピーチコンテストは、まだ課題も多くありますが、今後の可能性を感じることのできるコンテストでした。
 プログラム委員会  
        写真はクリックすると拡大してご覧いただけます。
スピーチ
 「描くということ」
スピーチ
「時間の不思議 」
スピーチ
「着地点 」
    スピーチ
「くすりについて思うこと」 
暖かい心で進行を務めた
プログラムリーダー 
審査員の皆様
お疲れさまでした
プログラム