感染者数が増え続け、大阪だけでなく東京でも緊急事態宣言の要請が視野に入った20日、
4月例会が、ゲストをお迎えし、オンラインで開催されました。
インスピレーションは
「 人の真価がわかるのは喜びに包まれている瞬間ではなく、
試練や論争に立ち向かうときに示す態度である。 キング牧師 」 で
本日のプログラムは、全員参加のタッグディベートでした。 タッグディベートは、7年前に経験済みで、肯定側、否定側が交互に前者の発言に反論しながら持論を展開させるルールで、相手側への質問の時間はありません。
論題は A 選択的夫婦別姓制度を導入すべきである。
B 日本のゴミ収集は有料化すべきである。但し、リサイクルするものはゴミには含まない。
の2題で、肯定側、否定側の4つのパートがあり、今回は、自分がどのパートかは開始直前に知る方針のため、論題A,B共に肯定、否定の両サイドからの準備が必要で過酷な宿題となりました。
パート毎に各々20分のブレイクアウトセッションで作戦を練った後、いよいよスタート。どなたも制限時間2分では足りない程、しっかり発言されたのが印象的でした。資料で手一杯、画面に肯定・否定の折り紙を表示しながら話すことは無理、タイムアウトのベルが聞き取り難かった等、Zoomならではの多少の不備もありましたが、論題Aは肯定側、論題Bは否定側に軍配が上がり無事終了。
閉会後の集いでは、論題Aについて「選択的」という語句が入る以上、論題として公平性が担保されないのではないかとの発言がありました。仰る通りと思いつつ、最近、国会でよく耳にするテーマなのでと論題A採用の経緯を話しました。
そもそも、ディベートをプログラムに取り入れた背景は、ブレイクアウトセッションのような話し合いの場が欲しいとの会員の要望によるものでしたが、同時にZoomでディベートが出来るの?との声もあり、委員会としては不安を抱えてのスタートとなりました。
皆さんは、このプログラムの出来、どう思われましたか?
対面例会で、丁々発止のディベートができる日が一日も早いことを祈りつつ、
その日を楽しみにしています。
プログラム委員会
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