コロナ禍の脅威の中の長い夏休みの後、約2か月ぶりに、ZOOM 上ではあっても、仲間の元気な顔に出会えたことを皆がうれしく思う例会でした。
恒例の夏休みの課題の本は「フィンランドの幸せメソッド SISU」でした。
100年前は最貧国であったフィンランドと、敗戦国となり貧しい国であった日本は、いずれもそれぞれに世界の中で注目を集める国に発展しました。プログラム委員会は、両国の発展への過程と原因を比較してほしいという依頼をし、「フィンランドと日本、比べてみれば・・・」という客観的な多岐にわたる比較をしたリサーチスピーチがなされました。
また、テーマ別発表の一つ、「フィンランドの暮らし方に学ぶ」では、フィンランド人のSDGｓにかなった価値観と自然と共に生きる生活の仕方を紹介し、発表者自身が実践してみた結果も含め、日本人も取り入れるべきことがあるのではという発表でした。
フィンランドの子供たちの、世界の中で学業達成評価の高い理由を探るべく、もう一つの発表「フィンランドの教育に学ぶことは？」では、フィンランドの個人を重視した教育と一律指導の日本を対比し、フィンランドの取り組みをいろいろな観点から検証する発表でした。
その後、三つの発表やこの本についての感想や意見などを自由に発言するグループ討議の時間があったので、全員が発表参加するプログラムにもなったのではないかと思っています。これからの日本をより良くするために、そして個人が健康に生活するために考えてみるいい機会になったのであればプログラム委員会としてはうれしいです。
