11月例会はオンライン開催でした。プログラムは、カウンスル第1回会合の課
題の「ITC-Jの魅力を如何に人に伝えるか」のプレゼンテーション資料の発表と
シーン・ボイスガイド 「最初の一歩」の2本立てでした。
プレゼンテーションは東京クラブの伝統的なプログラムの一つである「課題図書」やその他の活動を、また会員の投稿した入会動機や現在の気持ちを紹介し、最後は創設者の言葉で締めくくられました。パワーポイントの資料と発表者含め5名の会員が自分の言葉で話し、クラブの魅力が十分に伝わるものでした。
シーン・ボイスガイドは視覚障碍者も映画を楽しめるよう、シーンの背景や動きを伝えるガイドのことです。このプログラムは、東京クラブでは初めてのプログラムです。
PLからの説明を受け、見本となるガイド付き映画を見た後、3つのグループに分かれ「ローマの休日」の中から1分程度の課題シーンを見てガイドに挑戦しました。本来は時間をかけて作り上げるところを、わずか15分のブレイクアウトセッション内で仕上げて発表です。オードリー・ヘップバーンの美しさを堪能する時間もない位、慌ただしく難しい課題でしたが、的確に伝えるための言葉選びの練習、そしてマイノリティーに目を向けるプログラムとなり、さらに進化させて続けて欲しいという意見もあり、概ね好評でした。
2つのプログラムとも初めての挑戦でしたが、PLのスムーズなリードのもとオンラインの特性を生かしたプログラムとなりました。