プログラム後記
2月例会のプログラムはスピーチコンテストである。スピーチコンテストは一年の活動のうちで、最も基本的かつ重要なイベントである。今年度も、コロナの急激な蔓延のため、安全を期して、Zoomで開催された。
プログラムリーダーが明快なリードで、スピーチの紹介、スピーカーや審査員の紹介に加え、場を和ませるリラックスタイムなども盛り込む充実した進行を行った。
今年度、スピーカーは4名で、事前に「離」「音」「手」という3つの論題から1つを選んで題目を付け、スピーチを用意した。4人の題目は「身体感覚が不可欠」「リアルとバーチャルの間で」「ぬくぬくから離れて」「いま・ここ」で、聴衆には、「どんなことが語られるのだろう・・」という期待感が膨らんだ。
いずれのスピーカーも、この眼前にあるカタストロフィーに向きあい、「何が起きているのか」、「自分がどう考察し何を選択するのか」、「社会にどう関わるか」など、それぞれの主張を述べた。それらはまさに「今」をテーマとする素晴らしいスピーチであった。
どのスピーカーも表現はベテランの域であるが、Zoomには、アイコンタクトが取れないなど欠点があり、また、スピーカーには聴衆の反応が感じられないなど残念な点も多い。
その後審査員の方々から、スピーチのポイントや具体的な感想やアドバイスなど、とても丁寧なコメントがあり、スピーカーだけでなく参加者一同が深く学ぶことができた。
今対面という形で学び合うことができない中、私たちはZoomという手段を持っていることは幸いで、今回のような充実した学びができたことを大いに喜ぶべきであろう。スピーカーの一人の主張にもあったように、リアルとバーチャルを上手に使うことは豊かな生き方に繋がると実感した。
スピーチコンテスト委員長
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プログラムリーダー
明快なリードで
軽やかに進行 |
審査員の皆様
貴重なアドバイスを
いただきました |
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1番目のスピーカー
手
身体感覚が不可欠 |
2番目のスピーカー
離
リアルとバーチャルの間で |
3番目のスピーカー
離
ぬくぬくから離れて |
4番目のスピーカー
離
「いま・ここ」 |
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