プログラム後記
ギャベルの音と共に会長の開会宣言で始まりました。会長のイントロダクション、各役員、常任委員長の報告の後、ITC-J年次大会派遣員から6月6、7日に名古屋東急ホテルで開催されたITC-J第40期40周年記念年次大会報告では、2日間の事務会議やプログラムの様子が詳細に報告されました。晩餐会で行われたITC-J役員就任式では佐野さんが会長に就任し、会長テーマは「柔軟な思考と発想で、新しいエポックを」と力強い就任挨拶の様子や、次回会合案内では来年の東京での年次大会予告のことも報告されました。
次期東京クラブ役員の就任式では、ギャベルが第45期から第46期会長へ引き継がれ、今期会長の退任挨拶では一年間の思いが述べられました。続いて次期会長の就任挨拶があり、来期のテーマは「輝く」と発表されました。緊張の中にもインストリングオフィサーの持ち味で和やかな式典でした。
プログラムはビブリオバトルです。
*堤 未果「デジタル・ファシズム」 NHK出版新書
*高橋健司「空の名前」 角川書店
*和田秀樹「70代で死ぬ人、80代でも元気な人」 マガジンハウス
*姜 龍一「荒野の向こう側」 新幹社 の4冊が、発表者の個性生かした紹介で展開され、どの本も読んでみたいと思う熱弁が4人の発表者によって繰り広げられました。5分の時間を有効に使い、次の質問タイムでも質問に答えながら本のアピールと発表者の本に対する思いをここでも熱く伝えました。ITC-Jで培われたプレゼンテーション力で聴衆を上手に巻き込んだビブリオバトルでした。
その中で、「空の名前」がチャンプ本に選ばれました。
ビブリオバトルは本の内容を伝えるのも大事ですが、ビブリオバトルの目的は読みたいという願望を引き出すことです。発表者、聴衆共に熱い45分間のプログラムでした。
閉会後に今期末で体調の理由等で退会される会員のご挨拶と、メッセージが読みあげられました。とても残念ですが、今後はゲストでのご参加を期待したいと思います。
15時40分、今期最後の6月例会は会長によって閉会が宣言されました。
第45期 プログラム委員会
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