プログラム後記
2月プログラムはスピーチコンテストです。
期のプログラムの中で、緊張感がありながらも華やかでITC-Jらしいプログラムです。
3年ぶりに対面で開催されました。
PLの凛とした落ち着いたリードでスピーチの紹介、スピーカー、審査員の紹介が行われスタートしました。
スピーカーは4名で、事前に提示された「期待」「間」「ネットワーク」の3つの論題から1つ選び題目を付けます。4人の題目はそれぞれ「100のチャレンジ」「芽生え」「小さい?深い」「OKシンディ!」
コンテスタントの皆さんがどのような想いを届けてくださるのか期待と緊張感を持って耳を傾けました。
年齢を重ね衰えは認めつつも前向きに100の新しいことにチャレンジし頭と体をフルに回転させること、
夫や子や孫に期待を寄せてきたがこれからは自分の思うままに自分らしく生きること、
イギリスでカリグラフィーを学ぶ友から教えられたコミュニケーションのコツ、
世の中の変化と進歩についていくための5つのコツなど、
どのお話も聞きごたえのある素晴らしいスピーチでした。
審査員の皆様はスピーカーの想いをしっかり受け止めてくださいました。
スピーチは一方通行的なコミュニケーションなので、聞き手が疑問を持たぬよう丁寧な原稿作りが大切など
スピーチをするときの指針になるようなアドバイスは貴重な学びとなりました。
久しぶりの対面によるスピーチコンテストは、他者の考えを知り自分の考えが明確になったり、自分の偏った
考え方に気づいたり、ダイレクトに反応を見ながら確かめることが出来る貴重で充実した時間となりました。
コンテストの後、審査員を囲んでの懇談では、時間オーバーのエピソードや、還暦の方のお名前の入った
パッチワークをスピーチでご披露したことなど、スピーチのベテランの方々の思い出話に大いに盛り上がり
楽しいひと時でした。
「人生の質は、コミュニケーションの質である」アンソニー・ロビンスの今月のインスピレーションに
沿うような、質の良いコミュニケーションのためのヒントを沢山いただいたスピーチコンテストでした。
第46期 プログラム委員会
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