プログラム後記
5月例会は、いつもより1週早い5月9日に開催されました。
プログラムは、「私の本棚」とよみ体操でした。4月・5月は、カウンスル会合に続き、ITC-J大会の準備委員会など多忙な会員に配慮し、負担が平等な全員参加の思いやりプログラムと委員会は考えました。
各自に1~7分ぐらいの読みたいものを選んで朗読していただきました。
会員が選んだ本は、「世界人権宣言」、「方丈記」、パールバック「大地」、絵本「とん ことり」など挙げきれませんが、圧巻は芝木好子の「紫の山」、時間を増やしてたっぷり聴く楽しみを味わいました。
新聞のコラムも何点かあり、涙がこぼれそうな話題もありました。
朗読の締めくくりは茨木のり子の「笑う能力」でした。本棚は興味深い作家の本をはじめ、新聞のスクラップ、展示の図録もあり幅広い15点が並び楽しめました。
始めと中間に「よみ体操」を行い、身体をほぐすだけでなく、気分転換も図りました。
「よみ体操」は声の準備体操とも言われ、担当者が探して実施してくださったものです。
インスピレーションはプログラムに相応しい、坂村真民の「良い本を読め よい本によって己を作れ 心に美しい火を燃やし 人生は尊かったと叫ばしめよ」でした。
全員参加のプログラム、「私の本棚」の読後感は、プログラムリーダーの落ち着いた進行も手伝って、
日ごろの忙しさを忘れてとても穏やかな気持になりました。
第46期 プログラム委員会
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