2024
5月例会


4月 6月
プログラム後記

今月のプログラムは第41期ITC-J教育資料委員会委員長元東京クラブ会員の松下ゑん様のワークショップでした。
ご自身が資料の更新を担当なさった教育資料Ab-25「討論を導き、コントロールすることを学ぶ」を実際の場でどのように活かすかの実践の試みでした。
今回はディスカッションリーダー(DL)を含めた5人のグループが、決まったテーマについてお互いの意見や感想をだして、理解を深めるパネルディスカッションという形式で行いました。

テーマは事前に会員に知らされ、教育資料と共によく読んでくることが伝えられました。
Aグループ: 読売新聞 J通信より「やばい」 筆者は高校3年生。
Bグループ: 谷川俊太郎詩集 「手紙」より 息、梨の木、宙ぶらりん

今回はDLとしての役割の学びがメインです。
DLの準備としては話の基をよく理解し自身の意見や感想を持つこと。パネリストから何をテーマに引き出したいかを考えておくこと等が課されました。
ディスカッションが始まるとDLは自身の考えや聞きたいことをパネリストに伝え、パネリストからの意見を求めた後、適切な質問によって良いディスカッションへと導いていくことが求められました。
それぞれのグループの話し合いの後、ワークショップリーダー(WL)の司会で行われた評価では下記の点に注意し、進行しました。
*最初に何を話し合うかを述べたか、また最後に纏めをしたか。
*ディスカッションの流れはスムーズだったか。
*パネリスト全員が同等に参加したか。
*質問は適切であり、パネリストの意見を引き出せたか。

A,Bのグループともに意見の違いや共感が活発に行われ個々の意見や感想の違いなどが浮き彫りになり、笑いも混じりながらのディスカッションでした。評価ではフロアとZOOM参加の会員にWLが求めている目的が達成されたかなどを問う形で終了しました。

DLの進行によってディスカッションの流れを変えることも、話題が大きく膨らむことも実感でき、今後に繋がる学び多いプログラムだったのではないでしょうか。
最後に京都クラブ記念例会に参加した会員からのお土産のお菓子をいただき疲れを癒しました。


5月プログラムリーダー
47期プログラム委員会



写真はクリックすると拡大してご覧いただけます。

役員席から見た会場風景 会長挨拶

プログラム委員長

次回例会プログラム案内
 
プログラムリーダー
入念な準備をしていざ本番!

元会員をWLに迎えて
討論の実践の試み
グループAの話し合い
題は新聞コラムより「やばい」
グループBの話し合い
題は谷川俊太郎の詩より
Zoom参加の会員
 プログラム