プログラム後記
10月例会はゲスト1名をお迎えし、ギャベルの音とともにスタートしました。
ハロウィン🎃のしつらえが、会場の雰囲気を和らげてくれました。
お昼は、色とりどりお惣菜のいっぱい詰まったお弁当に、どれから頂こうか心ウキウキしながら美味しく頂きました。
プログラムが始まり、張り詰めた緊張感に包まれました。
それもそのはず、10月プログラムは「評価の理念とテクニック」です。
プログラムは「教育」と「ワークショップ」の2本立ての構成で行われました。
最初の「教育」では事前に配信された資料に添って、ベテラン会員がITC-Jの評価について丁寧にご指導くださいました。
評価者の心得、受ける側の心得、テクニック、評価のポイント、評価の方法などご自身の体験や実例などを交えながら、優しく楽しくお話しされ、会場の緊張が一気にほぐれました。
次に「ワークショップ」での実践です。
① 今日のビジネスの評価は、ビジネス部分を「開会前から第一副会長報告まで」と「書記から昼食の終わりまで」に分け、2名が夫々担当して行いました。
② スピーチの評価は、論題「絆」 題目「大事な一振り」の5分間スピーチについて2名が評価しました。スピーチコンテストさながらのスピーチの評価は、文書評価にも役立つ訓練にもなりました。
③ 「今日の話題」の評価は、2つのテーマ(「値上がり」「感動」)に夫々4名が1分の即興スピーチを行った後、トピックリーダーやテーマの選び方などについて、2名が評価しました。
フロアからも別の視点の評価がなされ、部分評価の良い訓練になったと思います。
続いて、ビジネス、スピーチ、今日の話題の評価に対する論評がなされ、ITC-Jには欠かせない評価を夫々ピンポイントで、しかも幅広く学び、訓練しました。
最後のQ&Aでは積極的な質疑応答が交わされました。
評価の教育を行い、実践的に評価し、その評価を論評し、さらに、総評で評価を受けるという3層に重ねた評価が行われた贅沢な評価のプログラムとなりました。
全体を通し、楽しみながら学べたプログラムは評価に対する認識が遠いものから、ごく身近なものへと変わった有意義なプログラムではなかったでしょうか。
|