1月例会
12月 2月
  
プログラム後記

年明けの例会は、7名のゲストを迎えて総勢31名の参加を得、「どこでもドアノッ
クプロジェクトーお薦めプログラム」に相応しい例会となりました。会場には新年ら
しい大王松と千両、巫女さんの人形が飾られ、着物姿の会員やゲストの装いが
いっそうの華やぎを添えていました。

まず前半は3人のリサーチスピーチでした。
「庶民の生活」:江戸時代は"質素な豊かさ”に溢れていたことを「住まい」「職業」
「日常生活」「カルチャー」の項目に分けて検証されました。
「蔦屋重三郎」:現代で言うプロデューサー、歌麿も写楽も彼無くしては世に知れ
ることは無かったという彼の行った数々の業績が紹介されました。
「歌舞伎」:足しげく観劇し、愛して止まない歌舞伎の魅力について役者の錦絵を
提示して熱く語られました。
続いて後半は全員が「私の好きな江戸文化」と題して2分間スピーチを行いまし
た。登場した画像は、浮世絵や屏風絵は勿論、江戸切子・蒔絵・根付等の工芸品、
外国人の見た庶民生活、渋谷・青山の昔と今、伊能忠敬の地図、寿司や見立番付など多岐に及び、しばし時間を遡って江戸時代の豊かさを味わうことができました。
<今月のインスピレーション>
雲なしには水はなく、水なしには樹は育たない。
そして樹なしに紙はない。だからこの紙の中に雲がある。
くわえて陽光も樵の存在も欠かせない。
いずれの一つも、それ以外のすべてによってある。
同じように、個人の内なる瞑想も社会全体につながっている。
ヴェトナムの禅僧   ティク・ナット・ハン
                                        プログラム委員会
 
「江戸文化あれこれ」
の始まり
庶民の生活 蔦谷重三郎 歌舞伎
   歴史を感じる   
御召し物
江戸の渋谷界隈 フランス人から見える 
江戸の遊び
あでやかな装いで
 プログラム